サーキュレーターは、部屋の空気を効率良く循環させるために欠かせないアイテムですね。
この便利なサーキュレーターですが、扇風機とは異なり、直線的で強力な風を送ることができ、多くの製品には上下や左右に動く首振り機能が備わっています。
しかし、使っているときに「キュルキュル」「カタカタ」といった異音が発生することがあります。
今回はそのような音がする原因と、自分でできる対処法についてお話しします。
異音が発生する原因と解決策は音の種類によって異なります。
以下に一般的な症状とその対策をまとめてみました。
異音の種類 | 原因 | 直し方 |
---|---|---|
キュルキュル | グリス切れ | グリスを追加する |
キュルキュル | ネジが緩んでいる | ネジをしっかりと締める |
キュルキュル | ベアリングの摩耗 | ベアリングを交換、または本体を新しいものに交換 |
カタカタ | 羽根を軸に固定する部品の緩み | 固定部品の緩みを修正する |
カタカタ | 羽根の軸と接する部品の損傷 | 緩みを修正するか本体を交換 |
家庭で簡単にできる対策としては、グリスの追加やネジの締め直しがありますね。
サーキュレーターから異音がする!キュルキュル・カタカタの原因と直し方は?
まず、キュルキュル音やカタカタ音がする理由は、主にサーキュレーターの内部構造や部品の劣化によるものが多いです。
一方、カタカタとした音は、羽根を固定する部品のゆるみや破損が原因となっていることが多いです。
では、具体的にどのように対策すればいいのか、以下で詳しく見ていきましょう。
キュルキュル音の原因と対策
キュルキュルとした音がサーキュレーターから聞こえる場合、いくつかの原因が考えられます。
1. グリス切れ
長期間使用していると、サーキュレーターの羽根の根元部分に塗布されているグリス(潤滑油)が切れてしまうことがあります。
これは、羽根の動きをスムーズにするために非常に重要なもので、グリスが切れてしまうと摩擦が増え、キュルキュルと音が鳴る原因になります。
対処方法としては、羽根を取り外して軸部分に新たにグリスを塗り直すことが効果的です。
2. ネジのゆるみ
次に考えられるのが、ネジのゆるみです。
特に羽根の根元部分のネジが緩んでしまうと、羽根が不安定になり、キュルキュル音が発生します。
こちらはネジをしっかりと締め直すことで解消する場合が多いです。
3. ベアリングの摩耗
最後に、ベアリングの摩耗も異音の原因になります。
ベアリングは羽根の回転をサポートする重要な部品で、摩耗するとスムーズに回転しなくなり、キュルキュルとした音が鳴ります。
こちらはベアリング自体を交換するか、サーキュレーターの寿命と考え、本体を買い替えるのも一つの方法です。
カタカタ音の原因と対策
カタカタ音がする場合、羽根を固定している部品に問題があることが多いです。
1. 羽根を固定する部品のゆるみ
カタカタ音の原因の一つは、羽根を固定する部品が緩んでしまっていることです。
この部分は掃除の際に外すことが多いため、気づかないうちにゆるんでしまうことがあります。
ゆるみを直すだけで、音が改善されることが多いので、まずは羽根を固定している部分を確認し、しっかりと締め直してみましょう。
2. 羽根の軸に接する部品の破損やゆるみ
もう一つの原因は、羽根の軸に接する部品の破損やゆるみです。
破損している場合は、修理や部品交換が必要になることもありますが、少しのゆるみであれば締め直すだけで改善することがほとんどです。
破損がひどい場合は、事故を避けるためにも、本体を交換することも検討してみてください。
まとめ
サーキュレーターから異音が発生した場合、その音の種類によって原因や対策が異なります。
キュルキュル音は、主にグリス切れやネジのゆるみ、ベアリングの摩耗が原因となることが多く、比較的簡単に自宅で対処できる場合もあります。
一方で、カタカタ音は羽根を固定する部品のゆるみや、軸に接する部品の破損が原因となることが多いです。
ゆるみを締め直すだけで音が消えることもありますが、場合によっては修理や本体の交換が必要になることもあります。