カビ対策の強力な助っ人、カビキラー。
確かに高い効果を発揮しますが、使い方を誤ると危険も伴います。
特に、カビキラーをどのように使うべきか、安全な使用法は何か、さらには、うっかり一晩放置してしまった場合のリスクとその対策について、この記事を参考にしてください。
カビキラーとは何か?
まさに名前の通り、カビを撃退
「カビキラー」という名前からして、どんな商品か想像がつくかと思いますが、その通り、浴室やキッチンに発生する頑固なカビを一掃してくれる洗剤です。
特に黒カビに対して強力な効果を発揮するのが特徴で、塩素系漂白剤が主成分となっているため、カビの根までしっかりと浸透してくれます。
カビ取りの心強い味方と言えるでしょう。
浴室の隅々に潜むカビにも効果的
浴室のパッキン部分やタイル目地など、カビが根強く残る場所にも効果を発揮します。
スプレータイプの泡で広い範囲をカバーでき、ジェルタイプも用意されているので、垂れにくいという利点もあります。
さらに、発生したカビだけでなく、今後カビが生えるのを防ぐ効果もあるので、日々のお掃除が少し楽になるかもしれません。
カビキラーを一晩放置してしまったらどうなる?危険性とデメリット
カビキラーを使用する際、30分ほどの放置が推奨されていますが、ついうっかり忘れて一晩放置してしまったこと、ありませんか?
カビはよく取れても、実はデメリットもあるんです。
まず一つ目は、強烈な塩素臭。
これが浴室に長時間残り、頭が痛くなることもあります。
また、パッキンやゴム部分が痛む可能性もあるので注意が必要です。
一晩放置は避け、しっかりタイマーを使って適切な時間を守ることが大切です。
長時間放置したカビキラーの正しい処理方法!
まずは換気を行う
カビキラーを長時間放置してしまった場合、まず最初にやるべきことは「換気」です。
塩素の強いにおいが室内に充満してしまうので、窓やドアを開けてしっかりと空気を入れ替えましょう。
換気扇も全力で回すことをお勧めします。
息苦しくなる前に、新鮮な空気を取り入れるのが大切です。
大量の水でしっかりと洗い流す
次に、カビキラーを塗布した部分を大量の水でしっかりと洗い流しましょう。
化学成分が残っていると、設備や素材にダメージを与えることがありますので、丁寧にすすぎ流すことがポイントです。
水を使って化学物質を薄めることで、トラブルを防ぐことができます。
設備の損傷がないかチェック
最後に、長時間放置したことで浴室や設備に損傷がないか確認しましょう。
特にゴムやパッキン、プラスチックの部分が傷んでいないか、または変色していないかをチェックします。
もし損傷が見られる場合は、早めに修復や交換を検討するのがよいでしょう。
放置しすぎてしまうと、取り返しのつかないダメージになることもあります。
短時間で効果を発揮するカビキラーの使い方
カビキラーは長時間放置するほど効果があると思われがちですが、実は短時間でもしっかりとカビを除去できます。
コツは、カビが発生している部分にしっかりと密着させることです。
スプレータイプの場合は、吹きかけたあとに少し待ってからこすり洗いをすることで、成分がしっかり浸透して効果を発揮します。
また、ジェルタイプを使用すると垂れにくく、カビにピンポイントで作用するため、より短時間で効率よくカビを撃退できます。
まとめ
カビキラーはその名の通り、頑固なカビを撃退する強力な洗剤ですが、長時間の放置にはリスクが伴います。
塩素のにおいや設備の損傷を防ぐため、適切な使用時間を守りましょう。
一方で、短時間でも効果を発揮できるので、こまめな掃除を心がけることでカビを予防することができます。
適切な使い方をすれば、浴室やキッチンをいつでも清潔に保つことができますよ。