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いなり寿司弁当は夏でも大丈夫?保鮮方法と注意点

家事・掃除

毎日お弁当を作る方もいれば、必要な時だけ作る方もいますが、特に夏の暑い季節は、持参するお弁当が傷みやすい問題が発生します。

いなり寿司は酢飯を使用しているため、腐敗しにくいと言われていますが、これはどこまで真実なのでしょうか?

この記事では以下の点を深掘りします。

  • いなり寿司の保存期間
  • 夏のお弁当にいなり寿司は適しているか
  • 夏にお弁当を安全に楽しむためのポイント
  • 抗菌効果のある食材の紹介
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いなり寿司はどのくらい持つのか?

いなり寿司の保存期間を環境別に見ていきましょう。

常温での保存

冬の低温期ならば常温保存も可能ですが、室内が暖かい場合は避けた方が良いでしょう。

お酢は抗菌効果がありますが、油揚げは水分を多く含むため、細菌の増殖が促されることがあります。

気温が20℃以上の場合は、冷蔵保存が推奨されます。

常温保存の場合、見た目に異常があれば速やかに廃棄しましょう。

冷蔵での保存

ご飯を冷蔵庫で保存すると、デンプンが劣化しパサパサとした食感になりがちです。

野菜室での保存が比較的デンプンの劣化を遅らせるため、おすすめします。

冷蔵保存の場合は2日以内に食べ切ることが望ましいです。

冷凍での保存

意外と知られていないかもしれませんが、いなり寿司は冷凍保存が可能です。

冷凍することで1ヵ月程度保存できますが、冷凍焼けのリスクもありますので、味が気になる方は2週間以内に食べ切ることをお勧めします。

夏のお弁当にいなり寿司を入れる際のコツ

いなり寿司を夏のお弁当に加える場合、以下の点に注意しましょう。

いなり寿司をお弁当に入れる際は、その日の朝に炊いたご飯を冷ましてから詰めることが重要です。

保冷剤を使用し、お弁当の温度が上がらないようにすることで、6~8時間は食品の鮮度を保つことができます。

酢飯は食中毒のリスクを減らす効果がありますが、時間が経つにつれて細菌の増殖リスクも高まります。

傷みにくく前日から作れるいなり寿司のレシピ

いなり寿司は手軽に作れて美味しいですが、前日から作っても美味しく食べられるレシピを知りたい方も多いでしょう。

今回は、傷みにくく前日から作れるいなり寿司のレシピをご紹介します。

材料

ご飯

  • 白米:2合
  • 水:適量
  • 昆布:1枚(約10cm)
  • 米酢:大さじ3
  • 砂糖:大さじ2
  • 塩:小さじ1

いなり揚げ

  • 油揚げ:10枚
  • 水:300ml
  • 砂糖:大さじ3
  • みりん:大さじ3
  • 醤油:大さじ3
  • 酒:大さじ2
トッピング(お好みで)
  • 白ごま:大さじ1
  • 紅しょうが:適量

作り方

1. ご飯の準備

  1. 白米を洗って炊飯器に入れ、水を通常の炊飯量に調整し、昆布を加えて炊く。
  2. ご飯が炊き上がったら、昆布を取り除き、炊きたてのご飯に酢、砂糖、塩を混ぜ合わせる。
  3. ご飯を木の桶(飯台)に移し、切るように混ぜて粗熱を取る。酢飯が冷めたら、冷蔵庫で保存する。

2. いなり揚げの準備

  1. 油揚げを熱湯で1?2分茹で、油抜きをする。水気を絞り、半分に切って袋状に開く。
  2. 鍋に水、砂糖、みりん、醤油、酒を入れて火にかけ、煮立ったら油揚げを加える。
  3. 落とし蓋をして中火で約15分煮る。火を止め、そのまま冷まして味を染み込ませる。
  4. 冷めたら、いなり揚げを冷蔵庫で保存する。

3. いなり寿司の作り方

  1. いなり揚げの袋を開き、酢飯を詰める。
  2. 酢飯を詰める際、詰めすぎないように注意し、袋が破れないように優しく扱う。
  3. 詰め終わったいなり寿司を容器に並べ、密閉して冷蔵庫で保存する。

4. トッピング(お好みで)

  1. 食べる直前に白ごまや紅しょうがをトッピングすることで、見た目も華やかに仕上がります。

傷みにくくするポイント

  • ご飯にしっかりと酢を混ぜることで、抗菌効果を高めます。
  • 油揚げはしっかりと味を染み込ませることで、保存中も美味しさを保ちます。
  • 冷蔵庫でしっかりと冷やし、密閉容器で保存することで、翌日も美味しく食べられます。

このレシピを参考に、前日から作っても美味しいいなり寿司をぜひお試しください。

夏のお弁当の鉄則

夏にお弁当を作る際の基本として、すべての食材は中央までしっかり火を通し、完全に冷ますことが重要です。

さらに、卵やハムなどの要冷蔵食材は、保存前に必ず加熱することが必要です。

食中毒の原因となる細菌は湿気を好むため、可能な限り食材から水分を出さないようにする工夫も大切です。

例えば、鰹節やゴマなど水分を吸収する食材を使用すると良いでしょう。

抗菌効果がある食材の利用

夏のお弁当には抗菌効果を持つ食材を取り入れることをお勧めします。

以下はその例です。

  • 生姜
  • にんにく
  • シソの葉
  • わさび
  • ローズマリー
  • バジル

たとえば、にんにくを使用したプルコギなどの韓国料理を加えることで、食材が腐りにくくなります。

また、にんにくはスタミナ向上にも役立つため、夏バテ防止にも効果的です。

卵焼きにわさびを少し加えることも、腐敗を防ぐ助けになりますが、辛さが強くなりすぎないよう注意が必要です。

ご飯の上に梅干しをのせるメリット

ご飯の上に梅干しをのせた日の丸弁当は、ただ美味しいだけでなく、ご飯の腐敗を防ぐ効果があります。

特に夏場は、多湿でご飯が腐りやすいため、梅干しをのせることは非常に有効です。

まとめ

この記事では、以下の点をご紹介しました。

  • いなり寿司は基本的に保存向きではない
  • 作ったらその日の内に食べ切ることが望ましい
  • いなり寿司に使われる酢飯はある程度の腐敗防止効果がある
  • 夏のお弁当にいなり寿司を入れる場合は、冷めたご飯を朝詰める
  • 抗菌作用のあるおかずを加えることが大切
  • 必ず保冷剤を使用してお弁当を冷やすこと
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