近年、不審な「+28」から始まる電話番号による着信が増加していることが問題となっています。
この「+28」の番号は一体どの国のものなのでしょうか?
これらの電話に出るとどのような内容の通話が行われるのか、知っておくべきです。
詐欺被害を避けるためには、対策を講じておくことが不可欠です。
この記事では、「+28」の番号からの不審な着信についての背景と、対処法を詳細に説明します。
家族や友人と共有して、自らを守りましょう。
「+28」国際電話番号の着信はとるべき?
最近、国際電話からの突然の着信が目立っています。
2023年夏から特に、詐欺行為で使われるケースが増えています。
この番号から着信を受けた人々は、外国語や不慣れな日本語で話す通話があったと報告しています。
また、留守番電話にはメッセージが残されることもあったようです。
事前に情報を知っていれば、無視したり、折り返さないなどの対策が取れますから、情報はしっかりチェックしましょう。
「+28」の番号の出所
「+28」で始まる番号のほとんどは「未割り当て」とされています。
ウィキペディアでの国際電話番号の調査によると、「+282」のみが西サハラに割り当てられていますが、その他の「+28」番号は未割り当てです。
「未割り当て」の番号を利用することで、詐欺犯は追跡を避ける工夫をしています。
「+28」の番号からの電話は、基本的に無視することが賢明です。
誤って通話に応じた場合は、速やかに通話を切ることが最善です。
また、国際電話のため、高額な通話料が発生するリスクもありますので、折り返しは避けましょう。
国際電話番号への対処法
詐欺の手口を知っていると、被害を防ぐことができますが、情報に疎い高齢者や若者は、うっかり応答してしまうこともあります。
以下の対策を覚えておいてください。
- 出ない
- 折り返さない
- 着信拒否を設定する
これらは、簡単で効果的な方法です。
電話が切れるまで待つ
知らない番号からの着信は、無視することが基本です。
不審な通話があった場合は、とにかく切れるまで待つのが無難です。
着信音が気になる場合は、着信拒否を選択してすぐに通話を終えることも有効です。
折り返しを避ける
国際電話であっても、知人からの可能性はありますが、海外に友人がいる場合は、番号を確認してから折り返しを考えましょう。
知り合いからの重要な連絡であれば、再度着信があるはずです。
折り返し電話を狙った詐欺に注意
国際電話に折り返すと、「しばらくお待ちください」という音声案内に従い、短時間の待機で高額な料金が課金されることがあります。
支払った電話代の一部が犯罪グループに流れることも。
心当たりのない国際電話には、折り返しをしないことが重要です。
「着信拒否」と「ブロック」の活用
同じ番号から繰り返し掛かってくる場合は、「着信拒否」や「ブロック」で対応しましょう。
iPhoneでの着信拒否設定方法
iPhoneユーザーが着信を拒否するには、以下のステップを実行します。
- ホーム画面から「電話」アプリを開きます。
- 下部の「履歴」タブを選択し、ブロックしたい番号の横にある「i」マークをタップします。
- 表示されたメニューの下部にある「この発信者をブロック」をタップします。
- 着信拒否を確定させるために、再度「ブロック」を選択します。
- 設定が完了すると、選択した番号は着信拒否リストに追加され、「この発信者のブロックを解除」に変更されます。
Androidデバイスでの着信拒否方法
Androidユーザーも簡単に着信拒否設定が可能です。
- ホーム画面から「電話」アプリを開き、履歴を表示します。
- ブロックしたい番号を選び、タップします。
- 表示されるオプションから「番号をブロック」を選択します。
- ブロックを確認する画面が表示されたら、「ブロック」をタップして完了です。
固定電話やひかり電話への対応策
固定電話やひかり電話に対しても対策が可能です。
国際電話を完全に遮断する場合は、以下の連絡先に問い合わせることができます。
- 国際電話不取扱受付センター:0120-210-364
国際電話の受信を阻止する方法
不審な国際電話の受信が増加している場合、多くの通信キャリアが海外からの着信ブロック機能を提供しています。
契約しているキャリアの公式サイトを確認し、該当するサービスがあるかどうかをチェックしましょう。
もしキャリアが迷惑電話ブロック機能を提供していない場合や、非対応の機種を使用している場合は、直接電話番号を着信拒否リストに登録してください。
「+28」の番号は出なくていい?まとめ
国際電話番号「+28」に関連するリスクと対策について説明しました。
突発的な国際電話には注意が必要です。
基本的な対応策としては、「知らない番号には出ない」「折り返さない」「着信拒否設定をする」が挙げられます。
不審な電話に対応することで、追加の迷惑電話のリスクを減らすことができます。
さらに、迷惑電話ブロックや着信拒否機能を利用することで、繰り返しの着信を避けることが可能です。
情報に不慣れな方々も含め、広く対策を共有し、詐欺被害を防ぎましょう。