鉄製フライパンを使ってみようかなと思っていますが、お手入れが大変って本当かな?
この記事では、鉄製フライパンの使い心地、いいところ、ちょっと困るところをお話ししますね。
フライパンって料理には欠かせないけど、使われている素材によって使い勝手が全然違うんです。
たとえば、鉄、銅、アルミ、チタン、セラミック、ステンレス、テフロン加工などがあって、それぞれ特徴があるんですよ。
この記事では、鉄製フライパンのデメリットや、それでも人気の理由を詳しくお話しします。
鉄製フライパンを買おうか迷っている方は、この記事をチェックしてみてくださいね。
鉄製フライパンの4つのデメリット
鉄製フライパンには、主に次の4つのデメリットがあります。
・重さ
・錆びやすい
・洗剤で洗えない
・特別なお手入れ道具が必要
それぞれ詳しく見ていきましょうね。
鉄製フライパンって重いの?
他の素材のフライパンと比べると、鉄製のものはちょっと重いんです。
料理をしているときに片手で持つことが多いし、食材を移すときも同じです。
洗う時も片手で持ち上げる必要があって、この重さが手首に負担をかけることもあります。
特に女性にとっては少し大変かもしれませんね。
例えば、直径26cmのフライパンで重さを比べてみると、
・普通の鉄製フライパン 26cm: 950g
・テフロン加工フライパン 26cm: 680g
こんな感じで、300gほどの違いがあるんですよ。
鉄フライパン、錆びるってホント?
鉄製のフライパン、実は湿気に弱いんです。
特に塩っぽい水分に触れると、あっという間に錆びちゃうことも。
料理で使う水や塩が原因で、ちゃんとお手入れしないとすぐ錆びてしまうんですよね。
錆びてしまったら、取るのがすごく大変。
ゴシゴシ擦ると、フライパンに染み付いた油まで落ちてしまって、また一から油を馴染ませないといけません。
だから、鉄フライパンってちょっと敬遠されがちなんです。
鉄フライパン、洗剤はダメ?
鉄フライパンって、実は洗剤を使って洗うのがオススメされてないんです。
洗剤で洗っちゃうと、フライパンに染み込んだ油が流れてしまうし、焦げ付きやすくなったり、錆びやすくなるんです。
洗剤を使わないと衛生的に心配って思うかもしれませんが、これが鉄フライパンを使わない人が増える理由の一つなんですね。
専用クリーナーが必要?
鉄フライパンは普通の洗剤がダメだから、専用のクリーナーが必要になります。
このクリーナーを使えば、お湯で洗うだけで汚れがサッと落ちるんです。
ただ、このクリーナーも湿気や汚れが残るとカビが生えたりするので、使った後のお手入れもしっかりと。
ちょっと手間がかかるんですよね。
でも、鉄フライパンのいいところもたくさん!
でもね、鉄フライパンって料理好きな人にはすごく人気なんです。
その理由は、しっかり手入れをすれば長持ちするし、熱が均等に伝わるから料理が早くできること。
それに、油もなじみやすくて食材がくっつきにくいんですよ。
さらに、鉄フライパンで加熱すると鉄分も取れるし、野菜もシャキッと仕上がるんです。
高温調理もバッチリで、肉料理なんかは外はカリッと中はジューシーになるんですよ。
テフロン加工のフライパンはすぐ傷がついちゃうけど、鉄フライパンなら耐久性もバッチリ。
ちゃんと使えば、焦げ付きにくくて、長く使えるんです。
最近はIH対応の家庭も増えていますが、鉄フライパンはIHにも使えるので、とっても便利ですよ。
鉄フライパンのお手入れ、どうする?
鉄フライパンを長く大切に使うためには、ちょっとしたお手入れが大事ですよ。
以下の2つの方法で、フライパンをいつもベストな状態に保てます。
- オイルコーティング
- オイルリフレッシュ
それでは、どうやってやるのか見てみましょう。
オイルコーティングって?
オイルコーティングは、新しい鉄フライパンを使う前や、洗剤で洗った後にするといいですよ。
手順はこんな感じです。
- フライパンをお湯できれいに洗う
- 空焚きして水分を全部飛ばす
- 半カップから1カップの油をフライパンに入れる
- 弱火で3分くらい油を温める
- フライパンの内側に油をきれいに塗る
- フライパンを傾けて、側面にも油を塗る
- 火を消して、余分な油を別の容器に移す
- キッチンペーパーで油を拭き取る
- 鉄のにおいが気になるときは、野菜くずでにおいを取る
これで、フライパンが長持ちするし、料理もしやすくなります。
オイルリフレッシュって何?
オイルリフレッシュは、普段使っているフライパンの焦げ付きや錆を防ぐために、調理前にやるといいですよ。
やり方はこちら。
- フライパンを空焚きして水分を飛ばす
- 大さじ3くらいの油を入れる
- 弱火で3分間油を温める
- 内側に油を均等に広げる
- 火を消して、余分な油を別の容器に移す
- フライパンを傾けて、側面にも油を塗る
- 調理するときは、新しい油を足してから始める
これで、焦げ付きにくくなるんです。
鉄フライパンを使うか悩んだら
鉄フライパンは、使い込むほどにその良さがわかってきます。
長く使っていくうちに、愛着が湧いてくるんですよ。
でも、お手入れがちょっと大変だったり、他にも気になる点があったりするかもしれません。
自分に合うかどうか、よく考えてから鉄フライパンを使ってみて、美味しい料理を楽しんでくださいね。