最近、Googleカレンダーで銀行休業日(1月1日から3日)や七五三(11月15日)、クリスマスといったイベントが祝日として追記されることが、SNSで話題になっています。
この現象がなぜ起こるのか、また、これらをカレンダーから見えなくする設定方法を詳しく解説します。
Googleカレンダーで「銀行休業日」と「七五三」が祝日に認定される理由
Googleカレンダーを使用していると、銀行休業日(1月1日から3日)や七五三(11月15日)が祝日として表示されることがあります。
これには少し驚かれる方も多いかもしれませんが、実際にSNSなどでも話題になっています。
なぜこれらの日が祝日扱いされるのでしょうか。
その理由は、Googleカレンダーの設定に「日本の祝日と行事」というカテゴリが存在するためです。
これには、実際の祝日だけでなく、七五三や銀行の休業日、さらにはクリスマスや節分といった伝統行事も含まれています。
このため、ユーザーは混乱することがあるようです。
特に、銀行休業日は内閣府が定める「国民の祝日」に含まれていないため、Googleカレンダーのシステム上の誤表記と考えられることが多いです。
Googleカレンダーの設定調査とその結果
Googleカレンダーの「日本の祝日」設定を詳しく調べると、実際に「祝日およびその他の行事」が含まれていることがわかります。
この設定は、以前からのデフォルトとして存在しており、多くのユーザーがこの設定のまま利用していることがSNS上で確認されています。
そのため、銀行休業日や七五三が祝日としてカレンダーに表示されているのです。
これを回避したい場合は、Googleカレンダーの設定から「祝日のみ」を選択することで、祝日以外の行事を非表示にすることができます。
ただし、銀行休業日は特別な扱いがされているため、これらの設定では非表示にできない場合があります。
この場合は、システムの仕様上の問題として受け入れるしかないのかもしれません。
特定の行事をGoogleカレンダー上で非表示にする方法
七五三やクリスマスなど、特定の行事がGoogleカレンダー上で表示されるのを避けたい場合は、カレンダーの設定を調整することで非表示にすることが可能です。
特に、七五三や節分のような行事を祝日として認識したくないという場合に便利な方法です。
以下に、パソコンとスマートフォンでの設定手順を紹介します。
パソコンでのGoogleカレンダー設定手順
- Googleカレンダーを開き、画面右上にある「設定」アイコン(歯車マーク)をクリックします。
- 「設定」メニューから「日本の祝日」を選択します。
- 「祝日カレンダーのコンテンツ」で、「祝日およびその他の休日」を「祝日のみ」に変更します。
これにより、七五三などの特定の行事がカレンダーから非表示になります。
この手順を踏むことで、七五三や節分、クリスマスといった行事をカレンダー上で見なくて済むようになります。
ただし、祝日の振替休日や国民の祝日は引き続き表示されます。
スマホでのGoogleカレンダー設定手順
- Googleカレンダーアプリを開き、左上のメニュー(三本線)をタップします。
- メニューから「設定」に進み、「祝日」を選びます。
- 「国民の祝日」の設定で「日本」を選択し、表示オプションから「祝日のみ」を選びます。
これで、祝日以外の行事は表示されなくなります。
スマートフォンでも簡単に設定が変更できるので、いつでもどこでも調整可能です。
銀行休業日をカレンダーから非表示にする際の特例
特定の行事を非表示にすることは簡単ですが、銀行休業日(1月1日~3日)に関しては、少し事情が異なります。
銀行休業日は「祝日および行事」の設定から除外されているため、前述の設定では非表示にできないことが多いです。
これは、Googleカレンダーのシステム上、銀行休業日が特別な扱いを受けているためです。
内閣府が定める国民の祝日には銀行休業日は含まれていないものの、Googleカレンダーでは誤って「祝日」として扱われています。
そのため、銀行休業日をカレンダーから完全に非表示にする方法は現在存在しません。
この問題に対しては、Google側の修正を待つしかない状況です。
まとめ
Googleカレンダーで銀行休業日や七五三が祝日として表示される理由は、カレンダーの設定に「日本の祝日と行事」がデフォルトで含まれているためです。
特定の行事を非表示にすることは、パソコンやスマートフォンの設定で簡単に行えますが、銀行休業日については例外的な扱いがなされており、現時点では非表示にする方法は存在しません。